今回の記事は、音楽関係の著作権絡みのニュースで度々話題に上がるJASRAC(日本音楽著作権協会)関連の記事です。
JASRACがまた物議を醸すことを行ったという事でニュースになっていますが、みなさんはもうすでにこのニュースを見られているでしょうか?
簡単にご説明すると、音楽教室などで演奏を行うという事は演奏権(著作権の一種)に抵触しているから、著作権使用料を支払うべきというJASRACと音楽教室側との訴訟問題ですね
現在訴訟の真っ最中のJASRAC側の証人として、銀座のヤマハ音楽教室に2年間潜入捜査をしていたJASRAC社員の主婦が証人として出廷するというとんでもない話が出ています。
そこで今回は、ヤマハ銀座教室に潜入したというJASRACの社員である主婦とはいったい何者なのか?また、警察以外がそういう潜入捜査をするということは違法でないのか?を記事にします。
題して、『JASRACのヤマハ銀座教室へ潜入調査した主婦は誰?違法じゃない?』
Contents
JASRACのヤマハ銀座教室へ潜入調査した主婦は誰?
【JASRAC 主婦と称し潜入調査】https://t.co/4E2FANuSuy
音楽教室での演奏から著作権料を徴収しようとしているJASRACが、職員を約2年間にわたり「生徒」として教室に潜入調査していたことが分かった。9日には、訴訟にこの職員が証人として出廷する予定。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 7, 2019
まずはじめに、このヤマハ銀座教室に潜入したJASRACの社員である主婦が何者かですが、
調査した結果としては誰かは分かりませんでした。
まぁ、芸能人ではなく一般人なので仕方ないといえば仕方ないのですが…
ただ、この主婦は2年間の潜入捜査中、ヤマハ銀座教室の発表会にも出ていますし、上級者コースを受講していたということも分かっています。
個人情報がうるさい昨今ではありますが、これだけ情報があるとツイッターやFacebook等のSNSで今後情報が出てくる可能性はありますよね。
また、このJASRACC社員の主婦が法廷に証人として出廷するのは2019年7月9日らしいので、その前後で情報が出る可能性もあります。
どちらにしても今回の衝撃的な潜入捜査で、世間の注目を浴びそうなニュースとなっていきそうですね。
ヤマハ銀座教室への潜入調査は違法じゃない?
JASRACのこのヤマハ銀座教室への潜入捜査ですが、かなりエグい行為だと思いますけど、みなさんはどうでしょうか。
違法なのではないか!?と私は思ったりもしましたが、違法ではなさそうですね…。
違法だったらそもそも証言台に立つことは許されないでしょうし
しかし、違法ではないとしても講師の方々や、同じ教室に通う生徒さんへの衝撃や心の傷を考えると胸が痛みます。
特に講師の方々は、このJASRAC社員の主婦が上級者コースを受講しているということで、より力を入れて指導してきたんじゃないでしょうか。
それも2年間ですよ、2年間。
月に数回だったとはいえ、少なくとも50回~70回はこのヤマハ銀座教室に通っていたことと思います。
このJASRAC社員の主婦の方は何とも思わないんでしょうか?
なんかなァ……。→「とても豪華に聞こえ、まるで演奏会の会場にいるような雰囲気を体感しました」(潜入した職員) https://t.co/t807lyTpNG
— 平野啓一郎 (@hiranok) July 7, 2019
この発言を見るに、仕事として割り切ってそうですね…
まぁ、それくらいの意思がないと潜入捜査なんてできないんでしょうが、私にはどうにもこのJASRACさんのやり方は理解はできても納得はできないやり方だと思います。
ネットやSNSなどの反応はどうなのか?
最後に、今回のこのニュースを受け、ネットやSNSでの反応はどうだったのかをご紹介します。
生徒だと思い真剣に教えていた講師
2年も人を騙し続けたJASRACのスパイ
今、どんな思いでいるのか、、、JASRACは人の心も音楽も壊していく
— shamrock (@shamrock_naoto) July 7, 2019
音楽教室での演奏から著作権料を徴収しようとしている日本音楽著作権協会JASRAC。
将来的にJASRACに利益をもたらす可能性の高い生徒から著作権料を取るのは、野球少年から野球料を、将棋少女からプレイ代を徴収するのと同じ。種や苗を喜んで食ってどうする。— 永山久徳 (@h_nagayama) July 7, 2019
*【疑問あり】「JASRAC、音楽教室に『潜入』2年 主婦を名乗り」
… 7月7日付の朝日新聞より。
法理として正しくても、音楽の振興という観点から、また道義上ほめられたことなのか?
大いに疑問だ。
https://t.co/oEehhKl3UT pic.twitter.com/k4DWusPEp3— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) July 7, 2019
▼#JASRAC、音楽教室に「潜入」2年 主婦を名乗りhttps://t.co/zbdO6S0FNs
※かつて「プラーゲ旋風」(https://t.co/rP1XcPB6fP)で、音楽利用者の理解を得られない徴収をする仲介団体を排除するために生まれたはずのJASRAC自身が、プラーゲ的な「概念変更の強要」をする存在と化してしまってる皮肉 pic.twitter.com/zBpqd1rlig— Ken Sugar🌏 (@ken_sugar) July 7, 2019
流石カスラックと言われるだけはある…
著作権保護は分かるが音楽教室はあくまでも音楽を学ぶ為の場所であるから使用曲は聴いた事がある曲の方が覚えやすいと思う…それを著作権侵害と言われたら誰も音楽教室に行かなくなる…
JASRAC、音楽教室に「潜入」2年 主婦を名乗り
https://t.co/l7TIhaEEKL— ハワード (@howard_k1mks2ii) July 7, 2019
このように、JASARACのやり方について肯定している人は私が調べた限りではいませんでした。
ほとんどの方が今回のJASRACのやり方に不快感を示しているようですね。
まとめ
さて今回は、ヤマハ銀座教室への潜入調査をしたというJASRAC社員の主婦というのは何者なのか?またその潜入捜査は違法ではないのかについて記事にしました、
『JASRACのヤマハ銀座教室へ潜入調査した主婦は誰?違法じゃない?』
いかがだったでしょうか?
物事には法律に違反していないからと言ってやっていい事と悪い事があると思います。
少なくとも私は今回のこのJASRACのやり方に大いに疑問を持ちました。
このJASRAC社員の主婦の方は2019年7月9日に出廷するという事ですが、今後この訴訟問題はどうなるのか、引き続き調査をしていこうと思います。
それでは、今回は以上になります。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。